翻訳ツールを活用した海外情報収集方法

私は業務の中でネット上で海外情報を収集する機会があります。海外情報収集で最も困る事が、言語の壁です。

英語圏でも難しいですが、場合によっては中国語、ドイツ語等、普段見慣れない言語のサイトの情報を見る必要もあります。

そんな時に便利な海外サイトの調べ方をご案内いたします。

GoogleChromeのサイト翻訳機能

まず1番に使うのがGoogleChromeのサイト翻訳機能です。弱点もありますが、大体はこれで何とかなります。画像の様に、直ぐに翻訳する事が出来るので、簡単な調べ物には十分でしょう。しかし、弱点もあります。

Chromeのブラウザで右クリック

第一にPDFサイトが翻訳出来ない点、第二に画像イメージ内の言語が翻訳出来ない点、第三に翻訳が甘い点です。これらも多少の手間はかかりますが、何とかする事が出来ます。

PDFの翻訳

サイト翻訳機能の弱点であるPDFも翻訳出来ます。馴染み深いサービスが、Google翻訳のサイトです。

Google翻訳のサイトからファイルをクリック

画像にある通り、PDFをアップロードすると翻訳してくれます。ただし、ファイルサイズ10MB以下なので注意が必要です。

ファイルサイズが10MBを超えるものは、PDFの分割、PDFの文章をワードにコピーした上で翻訳等の方法で乗り切りましょう。

画像イメージの翻訳

続いては画像イメージの翻訳です。サイトには画像が下記の様に画像イメージ内の言語が翻訳出来ません。特に中国のサイトに多い印象があります。

これも労力がかかる、荒っぽい方法ですがアプリを使って解決出来ます。それがGoogle翻訳アプリです。このアプリでは、スマートフォンのカメラにより画像データを読み取り、翻訳してくれます。

多少使い難い部分はありますが、全く分からないよりは良いと思います。

精度の高い翻訳

精度の高い翻訳についてです。私は仕事柄、情報の精度、濃さを求められる事があります。しかし、Googleの翻訳機能では、技術的な内容や正確さに難がある場合があります。

そんな時に使うのが、「DeepL」です。これは体感でしか無いのですが、翻訳後の文章が分かりやすく、意味としてしっくり来ることが多いです。

精度の高い情報の検索

海外企業が情報ソースを検索したいが、他の言語で検索しても、情報が出てこない場合があります。その際の解決法は主に2つ。

一つが、Googleの言語設定を調べたい企業の現地語に設定する方法です。これにより現地のメディアなどもヒットするので、生の情報が得やすいです。

もう一つが、現地で広く使われている検索ツールを使用する事です。一例ですが、中国では情報が統制などもあり、Googleでは企業ホームページすら出ない事もあります。そのため、現地で使用されている「百度」を使用しています。

知らないだけで、各国で覇権を握っているメジャーな検索ツールがあるので、事前に調べてみるといいでしょう。

最後に

これまで海外の情報収集を行う際に良く使っていた方法になります。あくまで日本国内からの情報収集です。

正直なところ国内では限界があるので、現地の支店、協力会社、外注に頼るってのも一つの手です。プロジェクトの予算に余裕があれば一つの手法です。

また、社内にも過去に情報収集を行っている、駐在、出張した事がある人が割といます。手っ取り早く社内に確認するのも大事な事です。

以上、たまに海外情報を収集している私が使っているツールや手法でした。お仕事や投資等で海外サイトを閲覧する事もあるかと思います。そんな皆さんのお役に立てれば幸いです。

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